9月30日配信 「植物油」今後も遺伝子組み換え表示を出さずに行く理由

こんにちは、AIです。

無料の音声アプリ、Voicyで「ニュースに、ひとこと。」という
ニュースに合わせて興味の赴くままに調べていくチャンネルを配信しています。
ぜひ以下よりアプリダウンロードの上、聞いていただけますと嬉しいです。

iosの方)

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 (アンドロイド)

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10月1日からアンドロイドの方にもアプリで聞いていただけるようになりました。

 

ネットブラウザでは7月18日より、聞いていただけるようになりました。

以下より聞いていただけますと幸いです。

voicy.jp

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今回ご紹介したニュースは以下1件です

消費者庁:組み換え食品「食用油は表示義務の対象外」(毎日新聞

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 配信では、そのままニュース内容にいってしまいましたが、

貴方はどんな食用油・油脂を使われていますか?

私は、実家を出てから「贅沢はイケナイ」と言いながら・・・・ね、

「ま、油ぐらいは・・・」と。。。うん。

「~した方がいい」は、「食べたい」に軽やかに降参してしまいます。

 

で、ですね、台所で何を使っているかなぁ・・・と思ったのですが、

植物性は、菜種、米、グレープシード、オリーブオイル2種、レモン(オリーブ)、ゴマ、ネギ(大豆油)で、8種。

動物性は、バター、鳥(鳥皮買ってきてその脂で炒め物したりするの好き)の2種、計10でした。

 

自分のためのご飯に、そうそう手間をかけるわけでもなく、

味わいがぐっと変わるので油の使い分けが気に入っているわけなのです。

まあ手頃な贅沢ですね。

私は結構多めかと思うのですが、あなたのお家では何種類ほどあるでしょうか?

 

今はちょっと背伸びをすればおいしい油をたくさん選ぶことができますが、

昔は世界中どこでも大変なぜいたく品なわけです。

動物性の油の取り方はイメージがわくと思います。

 

そこで、植物油の贅沢さを古代、日本の奈良時代で作られていたと思われるイヌザンショウの油の再現実験と、その油の酸化のしやすさについてが、奈良文化財研究所の学術リポジトリにありましたので、ご参考まで。

以下より何となくでも感じていただけたらと思います。

 

「曼椒油」再現実験

神野恵・中村亜希子・深澤芳樹

平成25年度 山崎香辛料財団研究助成 「香辛料利用からみた古代日本の食文化の生成に関する研究、pp.37-42

https://repository.nabunken.go.jp/dspace/bitstream/11177/2851/1/zyosei_yamazaki_037_042.pdf

 http://hdl.handle.net/11177/2851

 

イヌザンショウ・エゴマ・ツバキ油の分析

( 独 ) 奈良文化財研究所 神野 恵・中村亜希子・深澤芳樹

日清オイリオグループ㈱ 中央研究所 伏見達也・安達峰子・佐藤知栄実

平成25 年度の山崎香辛料財団の研究助成「香辛料利用からみた古代日本の食文化の生成に関する研究」p.43-44

https://repository.nabunken.go.jp/dspace/bitstream/11177/2852/1/zyosei_yamazaki_043_044.pdf

http://hdl.handle.net/11177/2852

 

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さて、

消費者庁:組み換え食品「食用油は表示義務の対象外」(毎日新聞

ですが、今回は消費者庁 遺伝子組換え表示制度に関する検討会で決まったそうなので、ざっくり平成29年4月26日開催~9月27日開催までの議事録や資料などをご紹介しました。

 

消費者庁 遺伝子組み換え表示制度に関する検討会

遺伝子組換え表示制度に関する検討会|消費者庁

本日現在、食用油が表示義務の対象外となった9月27日の検討会の議事録がないのですがこの検討会の議事録がとっても面白いです!

 

ここでは油や醤油、豆腐などをメインに検討がなされているのですが、

消費者、生協、スーパー、商社、メーカーなど様々な立場から静かな丁々発止が

なされています。

 

登壇(?)されている方々が来られるのは、複数回ではなく、1回限り。

この表示がどれだけ大きな影響を与えるものか。

政府がここ数年で表示の仕方を2度も変え、

メーカーに負担がかかっているという業界事情。

 

動きが変わるとどの程度リスクが変わるのかといった細かな数字が、資料として公開されたもの以外のものが問われる度、すぐに返される。

これはそれぞれの立場の利益にお菊かかわることなので、

それぞれの一人者がプレゼンしているわけで、議事録だけでも説得力のある方の凄みというのがよくわかります。

 

下手な経済小説よりも、こうしたものは面白いのではないかな?と思います。

 

また、それとは別に消費者の立場に近い方が最初の検討会、後になるにつれて経営的に危機を覚えているメーカーという発表の順番が状況について納得するのにいい順番であると思うと同時に、メーカー側の意見のほうが消費者意見よりも検討委員に訴えるのではないか?とも思います。

 

こうした検討会での発表の順番ってどういう風に決められるのでしょうね?

 

よかったらぜひご覧になってみてください。

 

以下は、みるおかさんという方のブログです。

上記の議事録からもわかるのですが、遺伝子組み換え作物を使った油に対し、なぜ

その記載をしないという考えが出るのか?というのが端的にわかりやすくなっています。

 

レコメンタンク 

食用油の安全性と製造法を10分でわかるように解説してみる【遺伝子組み換え作物、溶剤抽出など】

食用油の安全性と製造法を10分でわかるように解説してみる【遺伝子組み換え作物、溶剤抽出など】 - レコメンタンク

 

他、配信では以下などを参考にしました。

 

 

 

厚生労働省医薬食品局食品安全部 遺伝子組み換え食品の安全性について 2012.3

http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/h22-00.pdf

 農林水産省 2011

http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/h250805hamamatsusiryou.pdf

 

IPハンドリングの運用 2007

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/dl/s0723-3b.pdf

 

以下は、遺伝子組み換えの対象を検査に使われる技術です。

 

MBLライフサイエンス ELISAの原理と方法

ELISAの原理と方法 | MBLライフサイエンス

役に立つ薬の情報~専門薬学 PCR法の原理

PCR法の原理

 

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さて、そんなこんなをご紹介している「ニュースに、ひとこと。」

よかったら聞いてみてくださいね。

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