4月12日配信 元寇襲来や、がん情報サービスの更新など
こんにちは、AIです。
無料の音声アプリ、Voicyで「ニュースに、ひとこと。」という
ニュースに合わせて興味の赴くままに調べていくチャンネルを配信しています。
iosの方は、ぜひ以下よりアプリダウンロードの上、聞いていただけますと嬉しいです。
Voicy [ボイシー] - ニュースは声で聴く時代へ on the App Store
このブログでは、配信の際に調べた色々の一部を裏付けや補足をご紹介しています。
(まあ、書いているうちに別のものが調べたくなって増えることも多いのですが。)。
番組内でも、引用はお伝えしていますが、できるだけ信憑性が高いデータでお伝えしたいと思っています。
ここから引っ張ってきたんだなと、思っていただければ幸いです。
プライベートで遭遇したことなどは、以下のブログにのほほんと書き始めました。
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今回ご紹介したニュースは以下になります。
・がん情報サービス:未承認の免疫療法「慎重な判断を」(毎日新聞)
・太地町イルカ入手禁止:2水族館がJAZA退会(毎日新聞)
・水中考古学:専門研究センター開設 元寇沈没船を保存活用
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・がん情報サービス:未承認の免疫療法「慎重な判断を」(毎日新聞)
日本人にとって身近な病、がん。日本人の死因の上位に当たるとご存じ
でも、どの程度。。。というのは何度聞いても実感がない方が多いのでは?
以下は、昨年の人口動態統計の年間推計になります。
推計という名前ですが、ほぼこのような結果になっただろうと考えてよいと思います。
平成 28 年(2016) 人口動態統計の年間推計
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei16/dl/2016suikei.pdf
がんと、他の死因を比べると、数字的にはこんなにも違いが出てしまうんですね。
さて、ニュースにあった国立がん研究センターのがん情報サービスのページを
見てみましょう。
がんについて調べる必要ができた際、様々なデータも集まっていますので、
インターネットで調べた情報の真偽確認も含めて、こちらをご覧になってみては
いかがでしょうか。
こちらのページ、様々な情報があるのですが、
ふと気になったのが「全国がん登録」というものでした。
詳細は、上記のリンクにありますが、
昨年1月からガンと診断されると、氏名、性別、住所、診断日、種類、進行度、
治療内容や発見の経緯などが義務として国に登録されることになりました。
住所も含む個人情報の詳細を登録することに関しては、
以下のことが理由とされています。
「本来、がん登録には患者さんの氏名や生年月日、住所などの個人情報は必要ありませんが、わが国には現在、がん登録に利用できる“国民番号”のようなものがないため、登録漏れの防止や追跡調査などに個人情報を利用せざるを得ない状況となっています。」
(上記の 全国がん登録とは ページ より引用)
個人的にはうううううううん。。。なんです。
管理する側、管理される側、意識の問題もあるでしょうね。
医療のビッグデータ活用などを考えたら、詳細のわかる大量データは非常に重要です。
ちなみにこの情報内容、患者も患者の家族も見られません。
医療関係者が開示を認めていない情報は、
患者のものであってもまだ患者に明かされるべきでない情報となるようです。
そんなものがあるなら「見せてください」って、私だったらきっと思います。
色々な考え、プライバシー問題などを含みながら進んでいくことでしょうね。
さて、今回のニュース、日本では未承認の情報も載せますよってものだったのですが、
その理由として、お医者様たちの間では以下のようなことが問題になっていたそうです。
免疫療法と、ネットに流れる免疫細胞療法、よく似た名前だけれども、
その内容は大きく違い、その情報に左右される患者に違いをわかってもらうためには
どうしたらよいのか。
命を預かるお医者様にとって、大問題だったそうです。
未承認の治療法を周知することは、それによる弊害を国として確認し終わって
いないことですから、いくら他国で大丈夫となっていても、不安が残るわけです。
けれど、不完全な情報に振り回されるならば、きちんとした情報を!
ということでしょう。
がん研究センターの情報サイトには、治験の情報なども載っています。
治験を中断することができるのか?受けたい治験をうけるには?
がんの部位別、研究の進度別に多数のものが紹介されています。
治験は、気軽な気持ちでできるものではありません。
けれど一般的な治療から、さらにその先を迷っている方は、
そんなページを見てみても良いかもしれません。
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・太地町イルカ入手禁止:2水族館がJAZA退会(毎日新聞)
こちらのニュースでは、以前ご紹介した世界動物園水族館協会(WAZA)、
日本動物園水族館協会(JAZA)の関係についてサラリとご紹介。
そして、太地町のイルカの捕殺の仕方が、映画で取り上げられた後から
少し変わっていることなどもご紹介。水族館の目玉としてのイルカについて
話したりしていました。
太地町でのイルカ漁業に対する和歌山県の公式見解|和歌山県ホ-ムペ-ジ
この問題って、食文化でくくるだけではなく、
突き詰めていくと動物や水棲生物(というくくりでいいのかしら?改めると悩む)
を今後も展示していくのかっていう話にもつながっていくように思います。
これからCG技術などが高まったとき、子供たちに見せるのはそれで十分だと
いう方も増えていくかもしれませんね。
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・水中考古学:専門研究センター開設 元寇沈没船を保存活用
小学校・中学校に通っていたころ、蒙古襲来について学んだことを覚えている方、
多いのではないでしょうか?
私、元寇船が来たこと、神風という強風が吹いて多くの元寇船が沈没したこと。
知識と知っていてもそれが実際どういうことか、わかっていなかったと思います。
1200年代と言ったら、約800年前。それほど昔に沈んだ船が、まだ海の中に
バラバラになって沢山残っているのをごぞんじでしょうか?
今もそんな元寇船が沈んでいる海域です。
松浦市立水中考古学研究センターが開設されました-海底遺跡ミュージアム構想
今は穏やかな海の姿とちがい、海の底には何百年も前の戦が残っています。
社会科で習ったとき、日本の(当時は日本ではないですが)被害についてを
そこまで考えていませんでしたが、随分なものです。
武士団というと、陸のイメージが強いものです。
水というと、水軍、海賊であったという村上水軍などが思い浮かびますが、
こちらでは海の武士団、松浦党が率先して戦い、大きな犠牲を出しています。
海に特化した大名様、松浦党という名前はどこかで聞き覚えがあるという程度でした。
水中考古学、宝探しなど、ちょっとワクワクしてしまう言葉です。
子供のころは冒険小説大好きな子供でした(今だって大好きです)。
けれど、船が沈んでいるということは、その前に何か不幸なことがあったのだと、
改めて考えたり、そうしたことの積み重ねで歴史というのは成り立ち、進むのだと
思います。
それにしても、一体なんで蒙古襲来は起きてしまったのでしょうね。
北条時宗さんが親書を無視したとのことですが。。。
NHKの高校講座ではこんな風に説明されていました。
それにしても、なぜ1回目は撤退をしたのか。やっぱりわかりませんね。
そして、収録後に調べながらふと、この高校講座で西国の武将たちへの
恩賞問題へのトラブルが、幕府の滅亡に影響を与えたのではないか?
という言葉にふと、秀吉の朝鮮出兵を思い出したり。
自分たちが行ったか、相手が来たかの違いはあれど、
働きに報いるものが足らない恩賞のトラブルという意味では歴史は繰り返していたのでは、と。
どうなんでしょね。