#51 みんな大好きお金の話(偽札)

 

こんにちは、AIです。

無料の音声アプリ、Voicyで「ニュースに、ひとこと。」という
ニュースに合わせて興味の赴くままに調べていく番組を配信しています。


ぜひ以下よりアプリダウンロード、

または、ネットブラウザで聞いていただけますと嬉しいです。

Voicyでの検索番号は240です。

 

iosの方)

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 (アンドロイド)

Voicy - 声と記事の放送局ボイシー【無料】 - Google Play の Android アプリ

(ネットブラウザ)

voicy.jp

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 さて、配信から早2か月が見えるほどの日が経ってしまいました。。。

なんということでしょう。

12月22日にご紹介したニュースはこちら。

・偽ドル札:都内で100枚以上鑑定すり抜ける精巧さ(毎日新聞

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・偽ドル札:都内で100枚以上鑑定すり抜ける精巧さ(毎日新聞

 

このニュースでは、まずニュースに出てきた偽造通貨対策研究所の

ホームページをご紹介し、この時に確認できた偽札の確認法の中から、

2017年10月に流行った偽100ドル札のお家でもできる確認方法をご紹介しました。 

 

新着情報・FAQ - 偽造通貨対策研究所

配信時は公開されていましたが、

現在、ホームページの中での偽札確認情報は、登録者のみが確認できる情報になっています。

 

 公開された情報でなくなったことで、研究所に配信継続や削除の必要などを

確認いたしましたが、Voicyでの配信内容に関しては、すでに何度か報道がなされている情報のため、過去の配信に関しては削除などは不要と許諾いただきました。

ご紹介したHPから情報が見られなくなっている点などご了承ください。

 

さて、

偽札を「作る」ということは、偽札を「使う」ことが必要になります。

当然、価値があって流通量が多く、作りやすいお札が一番標的になります。

 

普通の商品を作るのに原価というものがあるように、偽札にだって原価がかかります。

オリジナルのお札が、非常に特徴的で違いが一目でわかり、

技術的に真似しづらいものならば原価も上がります。

 

新しいお札タイプがあっても、古いお札が広範囲でいつまでも使われているようなら、

偽札の消費場所はなかなかなくなりません。

偽札を作る方にとっては、原価が低く、単価(お札の額面)が高く、通貨として安定しているものが魅力的♡と、なりますよね。

 

世界中にはどれだけのお札があるのでしょうか?

この情報ってどうやって見つけたらいいのでしょうね。

こんなレポートがありました。

 

わが国の通貨制度(幣制)の運用状況について 前国庫課長   渡部 晶

ファイナンス 2012.8

https://www.mof.go.jp/currency/link/201208c.pdf

 

さて、実際に手にできるお札としての流通量に関してはざっくり判りましたが、

貿易時の決済通貨や、通貨そのもののの取引としてはどうでしょう。

財務省のページにこんな資料が。

 

企業の通貨選択を踏まえた今後のアジアにおける地域金融協力についての考え方(平成28年6月15日)

内、<参考資料>通貨の利用状況等 財務省

www.mof.go.jp

 

さて、 と、いうことを受けてアメリカのお話です。

 

配信の中でもお伝えしている通り要人警護などでも有名なアメリカのシークレットサービス。ホームページはこちらです。

 

アメリカ合衆国シークレットサービス ホームページ

United States Secret Service

 

アメリカ合衆国シークレットサービス USSSと略すようですが、こちら

の例年レポートが以下になります。

海外のホームページやレポートをちょこちょこ紹介していてなんですが、

私、語学苦手なんですよね(笑)

 

各国政府のホームページなどをチェックすることによる時間がどれほどか(笑)

グーグル翻訳さん達がいなければ、私のVoicyでの配信がどれだけ広がりの少ないものになっているかなあ。。。なんて思います。

 

さて、まあそれはともかく、

以下がUSSSの2016年のレポートがあるページです。

 

アメリカ合衆国シークレットサービス 2016AnnualReport

Reports

 

調べていませんが、海外での工場摘発や紙幣処理とかってどうしているのでしょうね。

自国内はともかく、自国外での逮捕劇は、様々な下準備が必要なのだろうなあと思います。

他国の協力者を得る場合、情報流出がないようにする対処、自国の人間を入れる場合、その処分、ルートの洗い出し。。。。。 

 

押収した偽札の換算金額が少なくなるのが、

「実際に少なくなった」ということなのか、

「気づけていないものが流通している」のか、なんて怖さもあるのが偽札問題ですね。

 

偽札は通貨(国)の価値を落としてしまうし、

信頼性を減らしてしまうわけですから、怖いですよね。

 

偽札などが流通すればするほど、国によっては通貨を電子化しようとする動きは

なるほどなぁと感じたり、電子だから一層怖いというような気もします。

 

私は手に触れるお金というのは「お金」という存在を実感させてくれるので

浪費防止も兼ねて好きですけどね(笑)

 

さて、他国のことから日本のことを考えてみましょう。

さすが日本銀行ですね。

東京大学の大学院教授が通貨偽造罪について調べられているレポートがありました。

 

通貨偽造罪の研究 

東京大学大学院法学政治学研究科教授 佐伯仁志

日本銀行金融研究所/金融研究 /2004.8

https://www.imes.boj.or.jp/research/papers/japanese/kk23-h-2.pdf

p21~(131ページ~)

 

今から14年前のものになりますが、14年前と言ったら今より印刷技術は低いものの、

格段に印刷技術やカメラが変わっていたころじゃないかと思います。

お家のカラープリンターでもかなり手軽に綺麗な印刷ができるようになってきていたころではないでしょうか。

貴方のお家はどうだったでしょうね。

 

さて、その頃の日本のお金ニュースといえばやっぱりこちら。

今ではすっかりおなじみな新1万円札です。

 

2004年に発行された日本のお札について

新しい日本銀行券(一万円券)の偽造防止技術について 

2003年8月22日日本銀行

新しい日本銀行券(一万円券)の偽造防止技術について : 日本銀行 Bank of Japan

 

 いろんな偽造防止技術が詰まった一万円札。

個人的には前の柔らかな風合いのある触感も好きですが、

新しいものにもすっかり慣れて愛着がわいております。

 

さて、そんな新札を持つ日本、現在の偽札の発生ってどうなのでしょうね?

警視庁のホームページを見てみましょう。

 

 

警視庁Webサイト 特殊詐欺認知・検挙状況等について。

偽造通貨の発見枚数 H29.9.30現在

特殊詐欺認知・検挙状況等について|警察庁Webサイト

 

さすがに14年という月日が印刷技術の向上を生んでいるのか、

それとも、だれもが安心して使いすぎていて流通ができてしまうのか?

検挙されるということはどちらなんだろう??なんて思ったりもします。

 

そしてまた、流通量がかなり多いはずの日本の通貨の検挙がこの程度で済んでいるのは

やっぱりすごいのか?なんてことも思います。

どうなのでしょうね?

 

電子マネーが増えた場合、利便性というのは置いておいて、

通貨として長期間安心できるのは安定した流通紙幣が多い国になるのか、電子マネーの活用が多い国になるのか。どうなるのでしょうね。

 

さて、警視庁のデータを考え、国立印刷局のホームページも見てみましょう。

日本の紙幣を刷るのは国立印刷局。硬貨を作るのは造幣局になります。

 

偽造に関しての対応として何かないか?と、捜していたところ、

H27度の達成目標としてこんなものを見つけました。

 

独立行政法人国立印刷局が平成27年度に達成すべき目標 H27.11.20

http://www.npb.go.jp/ja/guide/uploads/nendo27_2.pdf

「(2)偽造抵抗力の強化等に向けた研究開発について
中長期的な視点に立って計画的に研究開発を着実に実施し、銀行券の偽造抵抗力の
12
強化に貢献するため、平成27年度から平成31年度までの5年間において、必要な
研究開発投資額として158億円を見込む。」

 

既に大型の偽造対策に向けた動きはあるようです。

そして、それを「さすが」と思いつつも、ちょっと気になったのがこちら。

 

http://www.npb.go.jp/ja/guide/uploads/nendo29.pdf

独立行政法人国立印刷局が平成29年度に達成すべき目標

2.業務運営の効率化に関する事項
(1)組織体制の効率化について
業務運営に必要な人員については、「独立行政法人整理合理化計画」(平
成19年12月24日閣議決定)において、平成17年度末から平成22年度末
までの5年間で10%を上回る削減を行うよう求められたところ、平成2
3年度以降においても削減努力を継続した結果、平成17年度末から平成
26年度末までの9年間の実績は19.1%の減少となり、当該閣議決定
で示された水準を上回るペースで削減を進めてきた。平成27年度から平
成31年度までの5年間においては、これまでの成果を踏まえ、将来の安
定的な業務運営に支障が生じないよう、平成31年度末の常勤役職員の総
数を平成26年度末以下とするとともに、平成31年度の人件費を平成2
6年度以下とする。」

http://www.nihongo.com/sanjin/ron086.pdf

 

 

確かに人件費を減らしていくのは大事なのかもしれませんが、

こういう独立行政法人の職員も減らしていくというのは、どうなのでしょうね。

 

私は、必要があっている職員さんを、ただただ減らすようにという風潮はあんまり

好ましいと思っていません。

 

だって、組織に余裕がなくなりますもの。

余裕がなく効率的なことが常に最善であるとも思えなかったりするのですよね。

皆さんはどう思われるでしょうね。

 

そういえば、配信では触れませんでしたが、

 この時期、こんなニュースも流れていました。

さて、どうでしょうね。

www.msn.com

 

今回も長いですが、良かったらVoicyでも聞いてみてくださいね!

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私、AIの「ニュースに、ひとこと。」Voicyでの検索番号は240です。

 

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