5月1日配信 メダカが仲間を知る見方、迎賓館 他

 

こんにちは、AIです。

無料の音声アプリ、Voicyで「ニュースに、ひとこと。」という

ニュースに合わせて興味の赴くままに調べていくチャンネルを配信しています。

iosの方は、ぜひ以下よりアプリダウンロードの上、聞いていただけますと嬉しいです。

 

Voicy [ボイシー] - ニュースは声で聴く時代へ on the App Store

 

  このブログでは、配信の際に調べた色々の一部を裏付けや補足をご紹介しています。

(まあ、書いているうちに別のものが調べたくなって増えることも多いのですが。)。

番組内でも、引用はお伝えしていますが、できるだけ信憑性が高いデータでお伝えしたいと思っています。

ここから引っ張ってきたんだなと、思っていただければ幸いです。

プライベートで遭遇したことなどは、以下のブログにのほほんと書き始めました。

ai_no_mainichiのブログ

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さて、5月1日に紹介したニュースは以下になります。

・バーチャルメダカ:CG見た本物「仲間」と認識(毎日新聞

チョウザメキャビアだけでない「身も美味」新名産に(毎日新聞

・中国統計:信頼回復に躍起 監視を新組織で(毎日新聞

京都迎賓館:揺らめく「おもてなし」初の夜間公開始まる(毎日新聞

番組音声はこちらから

#36-

http://voicy.jp/v/#p1LVr32G

 

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・バーチャルメダカ:CG見た本物「仲間」と認識(毎日新聞

 こちらでは、基礎生物学研究所の出されたプレスリリースを取り上げ、

 今回の実験では何がすごいのかというのを紹介しました。

プレスリリース - リアルなヴァーチャルメダカ、メダカの群れ形成メカニズム解明に貢献

 配信でもお伝えしたのですが、

 最初この実験の何がすごいかわかりませんでした。すごいとは思うのですよ、

 でも「メダカに他のメダカの動きを見せる実験なんて、今まででもできたじゃない」

 と、思ってしまったわけです。

 

 だから、逆に気になって調べたのですが、この実験のすごさは、 

 CGを1つの塊としてだけ管理するのではなく、

 コントロールできる部分を細分化させつつ、1つの塊としての動きも

 できるようにしているので、各所の細部な動きにメダカがどう反応しているのかを

 人が操作して反応を見られるようにしているのがすごいのです。

 

 これは、CGの技術が高まったからこそできる新しい実験なわけで、

 研究者の方たちにとっての実験の自由度が非常に高まっている証拠なのですね。

 CGがリアルなものになればなるほど、新しい実験の手法や可能性ができてくる。

 まさにその証拠ですね。

 

 さて、番組ではこのあたりまでご紹介しましたが、

 この論文がのったのは、どんな媒体かな?というのも気になりました。

 

 この論文が載ったのは、オープンジャーナルと言われるPLUS ONE。

 2006年に始まったオープンアクセスジャーナルです。

 研究者が論文を送り、審査に通ると、掲載料を出して掲載する仕組みです。

 

 2006年に始まったのに、いまや年間3万本以上の論文発表に使われているそうです。

 論文は、引用数なども評価の対象になりますが、紙の論文集だけではなく

 インターネット上に公開されていることで、より多くの人の目に触れやすくなるなど

 大きな利点ですね。

 

 そのながれや狙いなどは、以下のリンクがわかりやすいのではないでしょうか?

 同志社大学の方が書かれたものです。

 

 「情報管理」2014年12月号より J-STAGE公開日 20141201

PLOS ONEのこれまで,いま,この先

 

そして、ケムステという化学ポータルサイトで、

実際に論文を出される方が、このPLOS ONEというオープンジャーナルの

業界的噂や、実際に論文を出してみたらどうだったかというのを書かれています。

 

どこにどう論文を出されようと思われている方など、

こちらも参考になるのではないでしょうか。

この方は、PLOS ONEを審査通過率で甘く見たら・・・・1回返されてしまったそうです。そこまで甘く見るものでもないぞ!と、いうことですね。

オープンアクセスジャーナルの光と影 | Chem-Station (ケムステ)

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チョウザメキャビアだけでない「身も美味」新名産に(毎日新聞

  うん、これは私が食べたときのお話をしたのですね。

 チョウザメはイケメンさんだし、美味しいです。

 

 昔は日本にも生息していたそうです。

www.zukan-bouz.com

 さて、私が放送でお伝えしたチョウザメの口、

 上のページなどだと、みんなお口を閉じてすましていて伝わらないので

 捜してみました。

 

 宮崎県庁職員日記

blogs.yahoo.co.jp

 

 見ましたか?あのお口、番組でお伝えした通りでしょう?

 イケメンなチョウザメさんは、普通の魚に付いている口の場所と

 違うところに口があるから一層イケメンさんさんだと、私、思うのですよね。

 

 なお、チョウザメの名の由来は、体の側面にある鱗が蝶の形をしているというのが

 その由来なのですが、

 体表面はウナギのような色をしているし、ピンときませんよね。

 

 私、番組でもお伝えしたのですが、昔家で母がチョウザメをさばいたことが

 あるんですね(オス・キャビアなし(笑))。

 それで、この鱗を見たことあるのですが、

 これ、鱗というか、チョウザメの側面にも背骨があるような感じです。

 そして、さばいた後それを重曹で煮て脱色したところ

 (アンモニアっぽい臭みはありました)、

 ファルファッレというパスタのような形をした、たしかに真っ白な蝶のような形が

 いくつもでてきました。

 

 家で昔の写真を探したのですが、もう何年も前のもので見つからず。。。。

 ともかく、このチョウザメの由来の蝶は、体表面からわかるものではなく、

 さばいてはっきりわかるものだと心から主張させていただきます。

 

 興味のある方がいるならば・・・

 以下、大阪自然史博物館の方による骨格標本の作り方です。

 チョウザメの蝶の鱗は、こうやって取り出しました。

骨格標本の作り方

 

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・中国統計:信頼回復に躍起 監視を新組織で(毎日新聞

 以前にも日本での繊維に関するデータが、統計を取っているにもかかわらず、

 それを無視し、昨年のデータを今年も同じ数字だったと発表したニュースを

 ご紹介しました。

 

 そのデータは、今後取らないことになり、担当者は罰を受けましたが、

 そのデータの大小かかわらず、ある組織から出されるデータが、

 常に信用できるものである。というのは、状況を分析する上でとても

 大切なことだと考えています。

 データがあるからこそ、できる事、安心できること、無駄のなさそうな計画を

 立てられるわけです。

  

 他国ももちろん、他山の石と思わず日本も今後とも「信頼できるデータ」を

 積み上げていってくださることを心から願います。

 

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京都迎賓館:揺らめく「おもてなし」初の夜間公開始まる(毎日新聞

 

 こちらでは、京都迎賓館の夜間公開についてのご紹介

 内閣府からの夜間延長公開のご案内などを取り上げ 

京都迎賓館 夜間延長公開 : 迎賓館 - 内閣府

 御苑の中の迎賓館の位置や大きさを取り上げました。

https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/access_map_kyoto.html

 また、建設が平成17年と、思っていた以上に最近であったため

 (100年以上建っているものかと・・・・)、

 これは反対運動もあったのではないかしら?と、調べてみたら

 やっぱりかなり出てくるのですね。

 

 できてしまったものは、もうどうしようもないし、美しいものは美しいものと

 大切にするべきだと思っています。

 迎賓館が出来てから12年。

 同じ干支の年、落成の喜びと、その裏でどれだけ沢山の方が建設に涙したのかと、

 そんな風にも思います。

 

ホテル物語

www.hotel-story.ne.jp

 

京都御苑への『迎賓館』建設に反対する連絡会

http://www8.plala.or.jp/youkhem/kokudai/alcor2000/alcor06_a.htm

 

さて、以下は迎賓館のニュース後のコメント返しで出した情報になります。

内閣府が出している迎賓館の接遇データ。

内閣府のHPには、H27までのものしかありませんでした。

内、1泊以上のものは。。。。夜のおもてなしは、それだけの方しか

見ていなかった取って置きということになりますね

http://www8.cao.go.jp/geihinkan/ichiran.pd

 

H28以降で各年の接遇回数詳細について書かれたものは見つけられなかったのですが、

上記でH27年までの京都迎賓館接遇が96回、

下記でH28末までに113回あったとされていますので、

H28の京都迎賓館利用は17回利用されていることになります。

H27どのような方に対しての接遇かはわかりませんが、

H26が7回ですので利用回数は前年比で倍以上になっています。

http://www.cao.go.jp/about/doc/geihin.pdf

 

H28から一般参観を始めていますので、利用そのものは増えていることになります。

それ自体は良いのですが、本来の目的でどの程度使われているのか、

予算は一般公開もして上がっているので、ぜひわかるデータがほしいですね。

 

それにしても、国賓って一般的にどのくらいあるものなのでしょうか?

他の国は?

番組で紹介していませんが、

アメリカ合衆国の迎賓館(正確には違って、ゲストハウス)「ブレアハウス」

は、年間最大30名のゲストによる利用があり、だれでも見られる公開は無し。

www.blairhouse.org

英国では、バッキンガム宮殿または付近のホテルが利用されているようで、

迎賓館というのは見つけられませんでした。

うん、そうですよね、女王様がお城に住んでいらっしゃるのだし。。。。

 

EU脱退なんて話があった割に、2016年は15回。

実は国賓ってその位なんでしょうか??

中国の習主席がバッキンガムに泊まるというので、一部反対運動があったなんて

ニュースもありましたよね・・・・・

それまでは訪英時にどこに泊まっていたのでしょう??

 

英国 2016.11-2016.12 国賓 4

   2016.4-10     国賓   8

   2016.1-3    国賓 3

   *1年の国賓数を出すため、2015、2017割愛

   (途中から€換算と£換算と変わっているのが時代を表していますね)

State and Guest of Government visits - November 2016 to March 2017 - GOV.UK

State and Guest of Government visits - April to October 2016 - GOV.UK

State and Guest of Government visits - January 2015 to March 2016 - GOV.UK

State and Guest of Government visits - January 2015 to March 2016 - GOV.UK

 

あとは、中国なんかも調べてみたかったのですが、少々くたびれで。。。

今日はこれまで。

ニュースにひとこと。気が向いたら聞いてくださいね