3月21日配信 貝から採れる古代の繊維と砂ゼロあさり
こんにちは、AIです。
無料の音声アプリ、Voicyで「ニュースに、ひとこと。」という
ニュースに合わせて興味の赴くままに調べていくチャンネルを配信しています。
iosの方は、ぜひ以下よりアプリダウンロードの上、聞いていただけますと嬉しいです。
このブログでは、配信の際に調べた色々の一部を裏付けのようなものとしてご紹介と補足をしています。
(まあ、書いているうちに別のものが調べたくなって増えることも多いのですが。。。)
具体的な数字などはリンクから検索いただくか、番組を聞いていただけますと嬉しいです。
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紹介したニュースはこちら
・タイラギ稚貝の大量生産に成功(西日本新聞)
・砂ゼロあさり 味も上々「博多の特産物に」養殖実験進む
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・タイラギ稚貝の大量生産に成功(西日本新聞)
http://www.maff.go.jp/kyusyu/seibibu/isahaya/ariakekai/pdf/04_tairagi.pdf
*これは、タイラギを取り巻く場所ごとの要因が非常にわかりやすく図解されています。
水産基盤整備実証調査 (タイラギ) 調査実施年度平成 17 年度~平成 19 年度
社団法人 日本水産資源保護協会
http://www.mf21.or.jp/suisankiban_hokoku/data/pdf/z0000819.pdf
*タイラギの生態をネットで調べていると、水深10mと書いてあるところも
あれば、40m、50mと書いてあるものもあり、どうも判然としない。
これは有明海の調査ですが、当時の生息域は水深2m~15m。50mとは随分違う。他のレポートで水深について記載しているものを確認できなかったため、私が確認できた水深はこれだと補足させていただきます。
平成25年度 東京都内湾水生生物調査 11 月成魚調査 速報
*東京湾では、水深16.3mで確認されている。
さて、以下に沢山リンクを置いているのですが、
タイラギというのは、足糸というのがあるそうです。
その足糸を使って地中海では昔「海の絹」と言われる繊維が作られていた。
ということなので、色々調べてみました。
足糸は、あんな大きな貝を固定するためにあるんですから、
きっと強度も強いのでしょうね。
既に失われてしまったものも含め、世の中には自分の知らない、
素材がまだまだあるのだなってワクワクとします。
BBCニュース
SARDEGNA.com
https://www.sardegna.com/en/blog/byssus-sea-silk-sardinia/
有明海産タイラギの生態特性と漁場形成要因
佐賀県水産振興センター
https://www.env.go.jp/council/20ari-yatsu/y202-03/mat02_2.pdf
タイラギの足糸を加工してみた方のお話
http://www002.upp.so-net.ne.jp/himachan/nature/tairagi_byssus.html
上記のかたのいう倉谷先生の記事は、おそらくこちら
bisso ミュージアムに行かれた日本人の方のお話
水産海洋研究 76(1) 1–8,2012
有明海産ハボウキガイPinna bicolorの腎臓における 高濃度のマンガン蓄積
http://www.jsfo.jp/contents/pdf/76-1/76-01-1.pdf
色々みていたのですが、もしかしたらキアラ・ビーゴは、
ハボウキガイかもしれません。
タイラガイと外見がよく似ているそうなので、念のためこちらも。
日本にもあるのですから、日本産キアラ・ビーゴもできたらいいですよね。
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・砂ゼロあさり 味も上々「博多の特産物に」養殖実験進む
砂ゼロあさりの研究を進め、水のろ過などの技術を持っているFUバイオカルチャーさんのページです。
こちらの通販ページでは、500円以下のシジミ育成キットも紹介しているのですが、
通販ページにいけないのですよね。
楽しそうで、採れたてのシジミ(もちろん砂ゼロ)の味噌汁なんていいなあと思ったりしていたのですが。。。(残酷?でも、食欲が勝り・・・・・)
FUバイオカルチャー
あさりの砂は、あさりの体のどこにある?
西宮市貝類館
兵庫県立農林水産技術総合センター
ここにあった!異物は、出水管ではないところから出すと書いてあるのですが、
こちらの子供向けのあさりの実験を進めるレポートでは、
出水管から異物が出るとされている。
・・・どちらが正しいのでしょう??
どちらも正しいのでしょうか?
ちなみにこちら、あさりの貝殻の左右を靭帯の 位置からわからせるため、
写真付きで非常にわかりやすいのですが・・・・・(*上のとは違うリンク)
兵庫県立農林水産技術総合センター
左右どちらに身が入っているとかがあるのかがわからないと、左右を知る
意味が分からず・・・ほかのアサリで実験しているページなどで
確認しようとしたのだけれどそれがまたわからず・・・
これご存知の方いらっしゃいませんかねえ?
アサリの中に入った水が、どんなふうに動くのかというのがなかなかわからず
にいたところに見つけたのが、以下の川越市医師会釣り部のブログ
こちらは、お医者様だけあって、あさりの解剖をしつつ、どんなふうに
水があさりの体内を動いていくのかを教えてくれます。
実際に入水管からお水を入れて実験されているんですね。
あさりの心臓が、まさかそんな形とは!!という驚きもそうですが、
大変わかりやすかったので、ご覧になってみてください。
二枚貝漁場における問題点と 環境改善技術 2013年5月 水産庁資料
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kenkyu/pdf/pdf/3-1.pdf
広島湾における水質浄化能に関する実験
水環境学会誌 第21巻7号 421-428 1998
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jswe/21/7/21_7_421/_pdf
三河湾におけるAlexandrium tamarenceの増殖とアサリの毒化について
愛知県水産試験場研究報告第10号 (2003)
http://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/6717.pdf
1980~2002年まで23年間に渡って愛知県がAlexandrium tamarenceという
1970年代に、あさりの毒化で出荷の自主規制を行ったことから始めた
観察をまとめたレポート。
日本一の生産量を誇る愛知県の水産課では、貝毒と原因プランクトン検査を
頻繁に行っているようです。
実は私、昔、あさりのボンゴレで中ったことがあるんですよね・・・
よもや、まさか。。。。の事態でしたし、牡蛎以外であたるなんて考えても
いませんでしたが、貝は貝でした。
どうぞ皆様も気を付けつつ、楽しんでくださいね。
日本ベントス学会
対象種ごとの取り組み (平成27~29年度 )平成27年3月
協力 独立 水産総合研究センター