12月31日Voicy配信 温暖化と林檎の味の変化、繊維統計調査の偽装とその後など

 

こんにちは、AIです。

無料の音声アプリ、Voicyで「ニュースに、ひとこと。」という

ニュースに合わせて興味の赴くままに調べていくチャンネルを配信しています。

iosの方は、ぜひ以下よりアプリダウンロードの上、聞いていただけますと嬉しいです。

 

  このブログでは、配信の際に調べた色々の一部を裏付けのようなものとしてご紹介と補足をしています。

(まあ、書いているうちに別のものが調べたくなって増えることも多いのですが。。。)

具体的な数字などはリンクから検索いただくか、番組を聞いていただけますと嬉しいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、12月31日に配信したニュースは以下になります。

 ・渋谷駅前:大みそか夜から「歩行者天国」車両通行禁止に(毎日新聞

 ・アップルパイ:樹齢100年超から収穫 札幌で限定販売へ(毎日新聞

 ・大阪大 院教授を追起訴(西日本新聞

 ・繊維統計不正で経産省が7人を処分(西日本新聞

 ・陛下の新年感想、今後は取りやめ(西日本新聞

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

渋谷駅前:大みそか夜から「歩行者天国」車両通行禁止に(毎日新聞

 

こちらのニュースは、東京の交通情報でしたので、警視庁のホームページより、

都内の初もうでに伴う交通規制を紹介させていただきました。

さすがに明治神宮は。。。混みましたね。

道路における交通規制 警視庁

 

今年、友人と明治神宮に行ったら、全く別の場所おみくじ筒をふって御神籤を引いたのに、

全く同じ御神籤を引き当てるという偶然がありました。アンナノハジメテ。

明治神宮の御神籤は、一般的な「大吉」「小吉」などではなく、天皇家の方の歌が

記されているが味わい深くていいですよね。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アップルパイ:樹齢100年超から収穫 札幌で限定販売へ(毎日新聞

 

こちらは、明治初期に開園したきむら果樹園という果樹園で収穫されたもの。

大正初期ころに植えられた林檎だそうです。

 

以下が、きむら果樹園さんのホームページ

きむら果樹園へようこそ! - 森のくだもの屋さん きむら果樹園

ところがですね、この果樹園さんがどんな歴史を持った果樹園さんなのか?

と、いうのが、このHPからだとわからないのです。

調べていたら、きむら果樹園さんについて書かれているブログをいくつか見つけました。

 共通項が多く、信頼できそうだなと、参考にさせていただきました。

果樹園を造ることを決めたのはどんな立場の方だったのか。

まさか海が関係してくるなんて思いませんでした。 

つちばく の まるごと江別グルメ通信 ~江別 美食の街より 130年前の”地りんご”復活への道~浜益・幌『きむら果樹園』

秋山孝二の部屋

 

で、Voicyでは、リンゴは何年くらいで美味しくいただける実をつけるか?

ということで終わらせたのですが、実は以下のことなども調べており、

語っていと年が明けてしまいそうだったので、ブログのみに。

 

さて、日本でもっとも古いリンゴと言われているリンゴの木は青森にあります。

www.aptinet.jp

植樹されたのが明治11年。でした。では、世界最古のリンゴの木はどこにあるのでしょうか?

私には見つけられませんでした。

 

が、リンゴの原産地と言われるのがアルマ・アタという場所だとわかりました。

カザフスタンにある地名ですが、どんな意味でしょう?

 

books.google.co.jp

こちらのp118にアルマ・アタは「リンゴの父」といい、現在のアルマ・トゥイ「リンゴの里」という名称になっていると記載されています。

 

カザフスタンと私たちが読んでいる国の都市です。

ところが、この本にはカザクとかいてあります。

同じ場所ですが、なぜ呼称が違うのでしょうか?

他国の言葉だから、日本に入って記名が変わったのかと思ったら、さにあらず。

 

調べたところ、カザフというのは、ロシアの言葉で、ロシア(当時のソビエト)が

そのように呼称したからというのがわかった。

ちなみに、神戸大学の北山さんという学生さん(2004年当時)の修士論文に、

 

「ポスト・ソヴィエト時代の「民族」と生活世界―中央アジア・カザクスタン共和国におけるカザク・アイデンティティ―」というのがありました。 

本論は、カザクスタン共和国におけるカザクのアイデンティティの在り方を事例としながら、旧ソヴィエト地域における「民族」に関する議論に新たな視点を提案しようというものである

 

あまりソヴィエトの民族について私は知らなかったので

面白く読ませていただきました。

昔のフォーマットのせいか、やや読みづらいところがありますが、

興味がある方がいらしたら、読んでみて下さい。

 

さて、そのアルマ・アタ。

アルマ・アタ宣言を採択したというので有名なところです。

以下のJICAのリンクにあるように、プライマリー・ヘルス・ケアを

提唱というのもそうなのですが・・・

JICA Knowledge Site - 分野課題 - 保健医療 - 基礎知識

JICA Knowledge Site - 分野課題 - 保健医療 - 基礎知識

 「アルマアタ会議は、WHOとUNICEFの共催で開催され新しい健康に対する概念としてプライマリー・ヘルス・ケア(PHC)を提唱し、アルマ・アタ宣言を採択した。このアルマアタ宣言は、人間の基本的な権利である健康に関して格差や不平等は容認されるべきではないという基本精神に基づき、健康教育や母子保健・家族計画などのPHC基本活動に取り組むことをうたっている。この宣言が出されたことによって、PHCがそれ以後の世界的な健康戦略の基本となった。」*上記、JICAHPより引用。

 

ただ、政治的に一番大きな動きは、

ソビエト連邦には15の連邦を構成する共和国がありましたが(3共和国は短期のため数えず)、内11の共和国の首脳がアルマ・アタの地に集まり、ソビエト連邦の消滅を

決議したというものです。

アルマアタ宣言

興味のある方は、上記のリンクから全文を見てみてください。

ここから、アルマアタ宣言が見ることができます。

それにしてもですね、決議そのものがそこであったという「事実」はあるのに、

その決議案っているのが見つからないのですよね。

・・・・・和訳された一言一句、見てみたいのですが。

ご存知の方、いませんでしょうか?

 

アルマアタというのは、ソビエト連邦ペレストロイカと呼ばれる政治改革が

はじまって初めて起こった民族暴動と呼ばれるアルマアタ事件が起こった

場所でもあります。

アルマアタ事件に興味がある方は、以下もごらんになってみてください。 

勉強になりました

 

アルマ=アタ事件再考ー事件の性質と民族間関係への影響ー

北海道中央アジア研究会第2回例会(2000年7月22日)における報告

アルマ=アタ事件再考

 

 そして、「リンゴ」で調べていたら、こんな面白いリリースが出てきました。

www.naro.affrc.go.jp

 品種改良ではなく、地球環境が変わって、リンゴは昔より甘くなったというもの。

びっくりです。

でも、ない話ではないですよね。

殺菌力が高くて有名なマヌカハニーも、地球環境の変化に伴い、

なぜか蜂蜜の殺菌力が上がっているという話を聞きます。

 

地球環境の変化は、良くも悪くも様々に私たちの周りをかこっていますね。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・大阪大 院教授を追起訴(西日本新聞

 ・・・・・これは、残念ながら更にお金を頂いて使っていたのが

     出てきたという。。。うん、ソウイウワケデス

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・繊維統計不正で経産省が7人を処分(西日本新聞

   これは、調べものが好きな私としても、本当に「ナニシテイラッシャルンデスカ」

  と腹が立つこと。

  アンケートに答えるなんて、正直企業さんにとっては面倒なことです。

  でも、集まったデータは「今」や「未来」を知るのにとても大事なものです。

  「続ける」ことは「時代」の流れを知るために必要なことです。

  今回、あまりデータが集まらないからと、集まったデータを使わず、

  前年度の数字を今年の数字として集計に載せたということが行われました。

 

  データは、それが「確実」で「安心」という前提があって成り立つものです。

  確認しなおすという「手間」、それまでに日本という国が培った「信頼」、

  なにより1企業ではできないからこそ、皆が面倒でも答えている「誠実」を、

  これからのデータの「信用」に、傷をつける行為というのは、本当にあっては

  ならないことと思っています。

  それぞれの人の処分があり。。。。。。

繊維流通統計調査|経済産業省

  上記のリンクにあるように、この調査はなくなることになったわけですが、

  このような形ではなく、「需要がないようだから、なくなります」と、

  不祥事なく行われれば良い終わり方であったのにと思いつつ、

  この調査で分かってよかった。本当に他は大丈夫なのか。と、心によぎるのは

  否定できません。

 

  偽装されたデータが、集計されていると気づいたのは、

  短期のデータを集計していた業者の方だそうですが、見知らぬその方が

  どれだけ誠実に仕事をなさっているのだろうと感じずにはいられません。

 

  ご本人は、見つけてしまったことで多くの方の人生を変えてしまったことになり、

  気に病まれているかもしれません。

  多分、私が同じ立場だったら、大事なことだけれど

 「言わなかったら」と思わずにはいられないと思います。

 

  私は、このデータを直接使うことは多分ありません。

  けれど、その方がそこで食い止めてくださったから、

  これからも国の出すデータを信じたいと、ちゃんと思えます。

  国の示すデータは、見えにくいですが、それを信頼する多くの人の行動を

  作り、無数の人生を変えていきます。

   

  誰か知らない、見知らぬ方へ

  「信頼」という見えにくい価値が、崩れてしまうのを止めてくださって

   ありがとうございます。

  心から感謝いたします。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・陛下の新年感想、今後は取りやめ(西日本新聞

 12月の末、直前になってご公務のご負担をなくすためと、

 新年のご感想がなくなったことをお伝えすると同時に、

 平成28年度のご感想をお伝えしました 

天皇陛下のご感想(新年に当たり):平成28年 - 宮内庁

 天皇陛下という方を直に知る機会はありません。

 陛下とお言葉を交わしたこともありませんが、それでも、お言葉を

 とてもとても大事になさっているお方だと思っています。

 どれだけの時間をかけ、今年の感想のために長い時間をかけて推敲されて

 いただろうと思わずにはいられません。

 

 陛下はご公務を減らすというおつもりはなさそうだってずっと報道されて

 いたのに、減らすことに皆が納得をしている。

 不思議。そして、ずっと退位という表現が続くのも、違和感がある。

 個人的には、譲位がやっぱりしっくりくる。

 

 私は、天皇陛下を現人神と思うわけでもありませんし、

 おそらく崇めてもいません。

 けれど、とても大切な大切な「理想」を、

 「体現」してくださっている方だと、そう思っています。

 

  両陛下のお言葉を聞いていると、天皇家の方々は神職であり、

  寿いでくださるように思うことが多々あるのです。

  青々とした樹木がそよぐのや、老いた松がじっとただ在ることに不思議な

  安らぎを感じるように。

  今年のために用意されていたご感想、聞いてみたかったと思います。 

  

  さきほどのリンクより。

  平成28年の新年ご感想引用  

「昨年は戦後70年という年に当たり,多くの人々が先の戦争に思いを致した1年でした。新年を迎え,改めて国と人々の平安を祈念します。

東日本大震災から間もなく5年を迎えようとしています。いまだそれまで住んでいた地域に戻れずにいる人々や,仮設住宅で苦労の多い生活を送っている人々があることが案じられ,こうした人々が寒さの厳しい冬を健康に十分気を付けて過ごされるよう,そして,被災地域の復興が少しでもはかどるよう,願っています。

私どもの住む日本は誠に美しい自然に恵まれる一方,自然災害を受けやすい環境にあり,今年も日本人一人ひとりが防災の心を培うとともに,お互いが気を付け合って,身を守る努力を続けられることを心より希望しています。

本年が日本と世界の人々にとって幸せな年になることを祈ります。」